立石賢吾さん著『やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学のきほん』を読みました
あんまりやさしくないよぅ……
やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学のきほん ~アヤノ&ミオと一緒に学ぶ 機械学習の理論と数学、実装まで~
- 作者: LINE Fukuoka株式会社立石賢吾
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2017/09/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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様々な機械学習パッケージが整っているおかげで、データを放り込めばポンと答えが出てきます。
でも、いったいどんな処理をしているの?という疑問に答える一冊です。
初学者向けですが、数式も出てきます。イメージを捉えるだけで終わらせず、しっかりと数学的な基礎を身につけ、応用していてほしいというのが著者の考えです。
今後の学習を進める上でも、数学的にどんな処理をしているのかが分かると分からないでは理解の深さに違いが出て来ると思いますし、スピードも速くなると思います。
いや、数学はちょっと……という方でも読み通せるよう、1章分をまるまる使って数学のおさらいもついていますから、不安に感じる必要はないでしょう。
でも、やさしく学べるか?と聞かれると、うーん……
例えば、たくさんのデータをいくつかのグループにまとめる「分類」の解説で、なんでこうなるの???と感じる場面がありました。
裏ではこうやって考えてるんだよー、と教えてくれる意味ではとてもやさしさを感じたのですが、なぜそう考える必要があるのか?については、ついていけないと感じました。
もっと掘り下げて学ぶ必要があると感じたので、こちらの本で基礎からしっかり勉強したいと思います。
Pythonで学ぶあたらしい統計学の教科書 (AI & TECHNOLOGY)
- 作者: 馬場真哉
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2018/04/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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目指す姿はまだまだ遠いです。でも、近づいている実感が湧いてきたことは大きな進歩だと思っています。近道はありませんから、着実に歩んでいきたいと思います。