松尾豊さん著『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』を読みました
著者は人工知能研究の専門家である松尾豊さん。
2002年に博士号を取り、2012年に学会誌の編集委員長になったという経歴には驚きです!若すぎる!
途中、専門的な話題になってちょっと挫折しそうな部分があるのですが、AIについて正しく理解するには不可欠なものです。
機械学習についての項目では、学生時代に生態学で統計解析を学んでいたおかげでなんとか話題についていくことができました。でも、もっとしっかり学んでおけばよかった……
もっともっと勉強したいです。もっともっと。
初版が2015年ということで、現在はこの本に書かれていることよりも研究が進んでいます。例えば、「ものをつかむ」ということを自動で学習するロボットが登場していたりとか。
ほとんど何も知らないような状態から、見事にこの世界への興味を植え付けられました。これこそ入門書。
2018年の現状を踏まえたものが読みたいと思いました!